今月は、押型(プレス)成型によるコンポートを紹介します。
コンポートとは、
明治後期には「花形高付」あるいは「菓物盛」などと呼ばれました。
いかにも西洋食器という名に相応しいモダンなガラス器でした。
明治後期から大正期にインドネシアなど東南アジアへ輸出されたコンポートは、かの地で豆などを盛る器に使用されたようです。近年、里帰りしています。
~菊文花縁コンポート~
ピンボケでわかりにくいですが、
底部に「MADE IN JAPAN」の刻印があります。
これらのガラスは、素材も技術もまだまだ未熟であったことが見てとれますが、その素朴さがかえって苦心を重ねたであろう当時の職人の仕事を見ることができます。
今週は第4土曜日
LOCOオープン♪♪
皆様のお越しをお待ちしております^^